六初:初六。拔茅茹、以其彙、貞吉亨。
茅を抜けば根がつながる。正しければ吉にして亨る。仲間と共に忍耐し、正道を守りましょう。
てんちひ / Pǐ
閉塞と停滞を象徴する卦。泰卦とは逆に、天が上に、地が下にあり、陰陽が交わらない状態。万物が滞り、困難な時期ですが、「否極泰来」―困難を乗り越えれば好転することを示唆しています。
否之匪人、不利君子貞。大往小來。
否は人に匪ず、君子の貞に利ろしからず。大往き小来たる。
否卦は人の道にあらず、君子にとっては厳しい時期です。大きなものが去り、小さなものが来る―陽が外に出て、陰が内に入り、天地の気が通じない閉塞した状態を示しています。
各爻が変爻(老陽・老陰)となった場合の解釈です。
茅を抜けば根がつながる。正しければ吉にして亨る。仲間と共に忍耐し、正道を守りましょう。
包容して従う。小人には吉、大人は否にして亨る。大人は困難の中でも道を見出します。
恥を包む。恥ずべき状態を自覚している。反省の機会として捉え、自らを改めましょう。
天命あれば咎なし。仲間と共に福を受ける。好転の兆しが見え始めています。
否を休む。大人は吉。「亡びるか亡びるか」と危機感を持ち、桑の根にしっかりつなぐ心構えが大切。
否を傾ける。先に否あり後に喜びあり。ついに閉塞が終わり、好転の時が来ます。
関係がうまくいかない時期。無理に進めず、距離を置いて様子を見ることも大切。
停滞や障害が多い時期。大きな決断は避け、現状維持に努めましょう。
体調不良に注意。無理をせず、休養を取ることが大切です。
「否極泰来」― 困難な時期を耐え抜けば、必ず好転の時が訪れます。今は忍耐の時です。
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