六初:初六。習坎、入于坎窞、凶。
習坎にて坎の穴に入る。凶。困難の中でさらに深みにはまる。慎重に行動を。
かんいすい / Kǎn
険しい困難を象徴する卦。水が重なり、幾重もの困難に直面する状態。しかし、水のように柔軟に、誠実さを失わず進めば、必ず乗り越えられます。
習坎。有孚、維心亨、行有尚。
習坎は孚あり、維れ心亨る、行けば尚ばるることあり。
困難が重なるが、誠実さと信念を持って進めば道は開ける。
各爻が変爻(老陽・老陰)となった場合の解釈です。
習坎にて坎の穴に入る。凶。困難の中でさらに深みにはまる。慎重に行動を。
坎に険あり、小を求めて得る。困難の中でも小さな成果は得られます。
来るも坎、行くも坎。険しく、穴に入る。用いるなかれ。動かない方が良い時です。
樽酒と簋に副えて、瓦器を用い、窓から誠を通わせる。終わりには咎なし。誠意が通じます。
坎は満たされず、やがて平らになる。咎なし。困難もいずれ収まります。
縄で繋ぎ、茨の中に置く。三年得られず。凶。困難から抜け出せない危険な状態です。
困難な時期だが、誠実さで乗り越えられます。
試練の時。水のように柔軟に対処しましょう。
困難な状況でも、心を穏やかに保つことが大切。
本卦「坎為水」を組み替えて読み解く、3つの関連卦です。アプリでは各卦をワンタップで切り替えて確認できます。
本卦の2〜4爻を下卦、3〜5爻を上卦として組み立て直した卦。表面には現れていない、内に潜む状況や本質的な勢いを読み解く手がかりとなります。
「坎為水」の互卦 → 山雷頤
本卦のすべての爻の陰陽を反転して作られる卦。本卦とちょうど対極の立場や状況を表し、物事の裏側・隠された一面を見るために用いられます。
「坎為水」の錯卦 → 離為火
本卦を上下逆さまに読んだ卦。立場や視点を入れ替えた見方、または相手の側から見たときの状況を表します。
「坎為水」の綜卦 → 上下逆さまにしても同じ形(綜卦は自分自身)
※「坎為水」は上下対称の卦のため、綜卦は自分自身となります。この場合は相手側・対極の視点を表す錯卦(離為火)が手がかりになります。
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